【新唐人2014年8月8日】前政治局常務委員の周永康が摘発されてから、江沢民派に対する粛清が経済界・マスコミから医療分野にまで広がっています。今回、調査の対象になったのは、吉林大学の副学長で、吉林大学第一医院の院長・王冠軍ですが、彼は臓器狩りに関与していると言われます。
3日、中央規律検査委員会は、吉林大学の副学長・王冠軍に対する調査を発表しました。医学部の元学部長で2004年に吉林大学第一医院の院長に就任した王冠軍は、臓器狩りへの関与が濃厚だと見られます。
法輪功迫害調査組織・責任者 汪志遠さん
「我々には十分な証拠があります。吉林大学と吉林大学医院は法輪功迫害に深く関わっていました。特に王冠軍の就任後、吉林大学医院は臓器狩りに深く関与したと見られます。彼には責任があると考えています」
「明慧ネット」によると、吉林大学第一医院は2006年4月と5月の2か月間に、20件以上の臓器移植を行いました。妙なことに、この病院が設立した地下臓器移植センターは、移植用の腎臓が豊富にもかかわらず、出どころは不明です。
法輪功迫害調査組織・責任者 汪志遠さん
「直接手術をしていなくても、彼の病院で臓器狩りが行われたので、彼には法的な責任があります」
先日、カナダの人権派弁護士、デービッド・マタス氏が世界移植会議で明かしたところによると、自身の著書に登場する中国人軍医が先日、「臓器移植の乱用」の罪で当局に逮捕されました。摘発される移植医が増えるにつれ、臓器狩りの内幕も明らかになると期待されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/05/a1128294.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/萩野 映像編集/李)